日本の工作機械産業の歩み

日本がものづくり大国と呼ばれるまでには、工作機械とその加工技術の発展がなければありえませんでした。

工作機械産業の歩みをみてみましょう。日本では1950年代にアメリカで開発された数値制御技術を導入、その応用の開発を進めます。1970年代には日本製の工作機械の性能は世界でも評価されるレベルにまで達します。その勢いのまま、1982年には生産額トップだったアメリカを抑えて生産額世界一位という快挙を成し遂げ、ものづくり大国と呼ばれるまで成長しました。

しかし、ずっと順風満帆というわけにはいきませんでした。日本のバブル崩壊や、グローバルな経済に大きく翻弄されることになったのです。その中でも大きな影響をうけたなのは2008年のリーマンショックでしょう。2009年の生産額は一気に減少し、30年前の水準と同じくらいまで急減してしまいました。

その後、海外需要の復活で徐々に生産額は回復し、現在まで1兆円という水準を維持し続けています。